埼玉県立越谷南高等学校は、埼玉県越谷市にある男女共学の公立高校。通称は『越南(こしなん)』。
本記事では、越谷南高校について紹介していきますので、越谷南高校を検討している受験生や学校について詳しく知りたい方、ぜひご参考にしてください。
越谷南高校の概要
越谷南高校は1974年(昭和49年)に開校し、2024年には創立50年目を迎えます。
全日制の普通科と外国語科を設置し、ICT(情報通信技術)教育、国際教育、文武両道など、特色ある教育活動を行っています。
所在地等の情報は以下になります。
電話番号:048-988-5161
ホームページ:https://koshigayaminami-h.spec.ed.jp/
公式Instagram:koshigaya_minami_highschool
最寄り駅のJR武蔵野線越谷レイクタウン駅南口から徒歩5分とアクセス良好です。
入試制度
埼玉県の公立高校入試は2月に行われる『学力検査』と中学時代の学習・成績情報が記された『調査書』の内容に基づいて判断されます。
選抜方法
1日目に学力検査・2日目に面接等を実施します。令和6年(2024)年度入試の場合、実施日は以下の通りです。詳しくは、埼玉県入試の高校受験は内申点が重要。カギは調査書にあり!もご参考にしてみてください。
※尚、最新情報は埼玉県教育委員会HPでご確認いただくことをお勧めします。
学力検査:令和6年2月21日(水)
面 接:令和6年2月22日(木)
合格発表:令和6年3月1日(金)
学力検査・選抜基準
普通科は<国語・数学・社会・理科・英語>の5教科を各100点満点で行われ、外国語科は英語のみ傾斜配点になり、200点満点で実施されます。
調査書では生徒会や委員会に所属、部活動にて一定の活動実績を残すと加点されます。また、漢字検定、数学検定、英語検定を合格することも加点要素になっています。
詳細は令和6年度の越谷南高校の選抜基準をご確認ください。
2023年度入試の出願倍率
越谷南高校普通科の倍率は1.45倍、外国語科の倍率は1.15倍でした。
2023年度、公立高校普通科で出願倍率が最も高かったのは市立浦和高校で 2.20倍です。
近隣高校の出願倍率は次の通りです。
越谷北高校(普通科) 1.17倍、大宮高校(普通科) 1.44倍、県立浦和高校 1.55倍、浦和第一女子高校 1.35倍、春日部高校 1.31倍、川越高校 1.40倍、熊谷高校 1.13倍、不動岡高校(普通科) 1.30倍。
偏差値
※公立高校の合格の目安をリスト化したものです。
年度により変動はありますが、越谷南高校の偏差値の目安は61となっています。
早いうちに北辰テストを活用して、ご自身の学力位置をチェックするのもおすすめです。
[table “202” not found /]越谷南高校の主な大学合格実績
以下、一覧表は普通科と外国語科の合計数になります。
[table “203” not found /]参考:埼玉県立越谷南高等学校_進路情報より
越谷南高校の特徴
Google for Educationの導入
2019年から「Google for Education」の連携事業「BYODに関する実践的研究」を進めています。Googleから貸与されたChromebookを外国語科の生徒が使用し、Google Classroomの実証実験が始まりました。その実験で得られた知見をもとに2020年からはChromebookを一人一台として配備し、2022年度に全ての生徒のBYOD環境が整いました。全校を挙げて取り組んでいるChromebookを活用した新たな学び方で授業の質や家庭学習効率も向上しています。
※Google for Education:Google社の教育プログラムの総称であり、サービス内容はChromebook(Google Chrome OSを搭載したノートPC)やGoogle Classroom(ネットを通じて課題の提出やクラスの確認事項等を管理できるツール)など。
※BYOD:自分が所有している端末を学校に持ち込み、授業や部活動など幅広く活用。Bring Your Own Deviceの略。
普通科
生徒所有のChromebookやBYOD環境に加え、各教室には電子黒板機能付きプロジェクターを設置しています。さらに、スタディサプリを導入し、授業や家庭学習を効率的に行えるようICT環境が充実しています。
普通科では、2年生から文理に分かれ、各々の志望校に対応できるよう得意科目を伸ばし、大学受験へむけての土台を築きます。
教育課程の特色
- 1年生:基礎的な学力の充実を目指します。高校での学習にスムーズに移行できるように導入指導を充実させ、文理選択の準備を進めます。
- 2年生:私立大中堅校の入試に必要な基礎力・応用力を養い、国公立・私立上位校入試にも対応できる力の定着を目指します。文系・理系に分かれて進路実現につなげます。
- 3年生:文系・理系及び選択科目により、個に応じた着実な学力を養い、希望進路の実現につなげます。
外国語科
外国語科は平成5年度に開設されました。英語を中心とした外国語能力だけでなく、異文化教養やICTスキルを高め、グローバルに活躍できる人材を育成する外国語専門学科です。英語以外の第二外国語(中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語から選択)を学ぶカリキュラムも用意されており、外国語の授業は29単位(普通科18単位)もあることにより、高度な語学力を習得できます。
教育課程の特色
普通科と調和をとりながら、さらに専門学科の特色を生かして進路希望を実現できるような教育課程になっています。
専門科目の内容
- 総合英語(全学年):読む、書く、聞く、話す(やり取り・発表)の4技能5領域の向上を総合的に目指す学習。
- ディベート・ディスカッション(全学年):外国人講師(ALT)との少人数授業。ICT機器を使用したプレゼンテーションやディベート等の言語活動を通して英語の4技能5領域を総合的に鍛え、特に発信能力及び論理的思考力や表現力の向上を目指す学習。
- エッセイライティング(全学年):少人数授業による文法学習を基盤に、スピーチ原稿の作成及び発表等を通して、正しい英語を書く能力を鍛え、論理的思考力や表現力の向上を目指す学習。
引用:越谷南高校学校案内より
多種多様な学校行事
- 5月:遠足/体育祭
- 7月:サマーセミナー(外国語科)
- 8月:オーストラリア海外研修(希望者)・・・新型コロナウイルスの影響で中止になっているようです。
- 9月:文化祭(南高祭)・・・令和5年度は越谷南高校にとって創立50周年の節目であり、一般公開も行われ大成功で終わりました。
- 11月:長距離大会・・・三郷市江戸川運動公園にて男子は19km、女子は14kmを走る伝統ある行事です。
- 12月:修学旅行/球技大会・・・令和5年度の2年生修学旅行は沖縄へ3泊4日の研修を予定しています。
部活動
多様な部活動があり、1年生は全員加入を義務付けていますが、どの部も意欲的に活動し、学校評価アンケートでの部活動の項目では、生徒の93%が満足しているとの回答でした。多くの部が県大会に出場し、複数の部が関東大会と全国大会に出場しました。また、文化部では、文化祭をはじめイオンレイクタウン内会場等での発表や展示に力を注ぎ、素晴らしいパフォーマンスを見せています。
運動部
関東大会出場:バドミントン部・女子ハンドボール部・ラグビー部・陸上競技部
バドミントン部・野球部・陸上部・ラグビー部・男子バスケットボール部・女子バスケットボール部・卓球部・男子ハンドボール部・女子ハンドボール部・男子バレーボール部・女子バレーボール部・剣道部・サッカー部・ソフトボール部・男子テニス部・女子テニス部
文化部
全国大会出場:書道部・放送部
関東大会出場:吹奏楽部
吹奏楽部・チアダンス部・放送部・茶道部・写真部・美術部・インターアクト部・演劇部・書道部・JRC部・アニメーション研究部・科学部・軽音楽部・新聞部・調理部・囲碁/将棋同好会・文芸同好会
著名な卒業生
放送部に所属していた2年生の時にアニメ甲子園2010-2011ボイスアクト部門優秀賞を受賞し、数々の大作アニメに声優として出演し続けている高橋李依さんが越谷南高校の出身です。
W早稲田ゼミについて
W早稲田ゼミは埼玉・群馬・栃木県で小学校2年生~高校3年生までを対象にした学習塾・予備校です。全校で約50校舎を展開しています。
どんな生徒にも「わかる」「楽しい」「成績アップ」を実感できるよう、厳しい研修を受けた教師が全力で授業を行っています。
集団授業で理解に差ができやすい数学の授業は、指導する教師とアシスタント講師の3名体制で実施(※)。きめ細やかな個別指導で、取り残される子を一人も出しません。生徒一人あたりの無料補習時間は、年間平均120時間(※)。教師が必要と判断した時、生徒から要望がある時、できるまで、わかるまで、何時間でも無料で補習を組むのが魅力です。いつでも気軽に質問できる快適な自習室完備。
定期テスト対策、内申点対策、受験対策、北辰テスト対策など、自信があります。
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W早稲田ゼミからも毎年たくさんの塾生たちが越谷南高校へ合格しております。
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※一部サービスは、小中学部のみ